退職の際のプチギフトはずっと同じ物

私の勤め先の場合、退職する際のプチギフトは「ハンカチ」となっているようでした。

私が、会社に入ってから退職される女性の人は、必ずハンカチでしたので、何回か続いた後に、先輩にお聞きしたことがあり、その先輩からは、何年続いているかわからないが、ずっと皆さん同じ「ハンカチ」のプチギフトだということでした。

「ハンカチ」というと、やはりお別れの意味があるのだと思います。

退職する日の、昼を過ぎて3時ごろから、各フロワーに行き、女性全員にお世話になりましたとの挨拶を兼ねて、「ハンカチ」のプチギフトをお渡ししました。30人ほどでしたので、少なくはありませんが、多くもない人数です。ただ、ハンカチを購入する際、30枚というと同じ柄とはならず、5枚ほどづつ同じ柄にしました。あえて、袋には名前を書かず、どなたに渡しても失礼のない、喜ばれる柄にしました。

「ハンカチ」を渡すのは、女性だけです。同じ部署の女性、違う部署の女性へも、すべての女性に配りました。そして、同じ部署の男性には、各個人ではなく、皆さんでということで、スナックのセットを渡しました。

わが社の退職の際のプチギフトが、ずっと慣わしになっている「ハンカチ」で良かったと思います。何も慣わしがなければ、何を選んでよいのか迷ってしまいます。「ハンカチ」でしたら、そこまで高価なものではありませんし、受け取る側も、何枚あっても困らないと思います。当たり障りのないプチギフトだと思います。また、仲の良かった同僚には、その挨拶の際ではなく、別の時にもさらに個別にギフトを渡しました。

我が職場の場合は、ずっと恒例になっている「ハンカチ」というプチギフトでしたし、女性全員にというのも慣わしだったようです。それに私は違和感を感じませんでしたが、もしかしたらそのような恒例のお礼の品に、違和感を感じる人もいるかもしれません。別に恒例だからといって、同じ品でなくても良いと思います。自分で、変えてしまっても良いと思います。一人一人別の品でも良いかと思います。その職場にも因るのかもしれませんが、上下関係や、関わりの度合いや、人数や職場の雰囲気によって、退職する際のお礼のプチギフトは、考えても良いと思います。部署毎に、お菓子などを渡してもいいでしょうし、全員に配れるというなら、男女全員に何か同じプチギフトでも良いかと思います。

私は「ハンカチ」は、選びやすく、最後の日に持っていく際も、かさばらず、重たくも無かったので良かったと思っています。