結婚式にお招きできなかった方へのプチギフト

遠方にお住まいの方、もしくは会場の人数制限の関係で結婚式にお招き出来ない友人、知人は残念ながらどうしてもいると思います。そのような方にもぜひ「プチギフト」をご用意して、感謝と報告をしたいものです。

お世話になった方なら例えお祝いをいただかなくても自分の節目となる結婚のお知らせをして今までのお礼の気持ちを表したいと思うかもしれません。そのようなときはいったいどんなものが喜ばれるでしょうか。

一般に結婚式のお返し(引き出物)は割れ物は良くないといわれますが、私の場合は可愛い食器セットを用意しました。近くにお住いの方にはそれをお届けしてプレゼントしました。遠方の方で、結婚式に来られた方に言付けることができた場合はそのお皿と同じ柄のスプーンとフォークのセットをお渡ししてもらいました。私たちの結婚式全体には二人で決めたテーマカラーがありましたので、プチギフトにもテーマカーラを用いた商品を二人で選びました。ささやかな物ではありますが、受け取られた方はいくつあっても邪魔にならないかなと考えかなりの数を用意してお渡ししました。

その際、結婚式の写真の中でも一番映りの良かったものを添えました。数日経って結婚しましたのハガキが出来上がった後は、その二人の結婚しましたのハガキを添えてお渡しした方もいます。手書きでの一言のメッセージも心を籠めて書き添えました。それも大変喜ばれました。

出席したくてもできなかった方たちはやはりどんな様子の式だったのか知りたく思ってくれていますし、新居の住所、電話番号などもそのハガキには記載されているからです。それで、ある方々にとってはその写真やハガキが何より嬉しかったと言ってくれて、それが「プチギフト」となったのかもしれません。部屋に飾ってくれていていた人もいたほどで、結婚を大変喜んでくれていて、何ともうれしい友情関係を感じました。

さらに今まで私がいただいたことのあるプチギフトとしては、やはり結婚しましたのハガキやお二人の幸せな写真と共に、実にさまざまなものがありました。一番多かったのは、紅茶のティーバックとお菓子のセットかと思います。次に多かったのは写真立です。高価ではないけど質のいい木製フレームのものでした。今でも大切に使っています。他で思い出すのは、ティッシュカバーや、ブックカバーがありました。これらもいくつあっても何かに使えるのでいただいたときにうれしかったです。結婚式のプチギフトと言っても、ギフトで自分たちの結婚を強調するより、もらった相手の生活スタイルなどを考えてあげる方がベストと言えそうです。