2人の名前入り!両親へのプレゼント/時計編

結婚式のラストを締めくくる、両親へのお礼の言葉。感謝のメッセージとともに心に残るプレゼンを渡せたら素敵ですよね。

私は、夫と私二人の名前入りの置時計をプレゼントしました。夫の両親、私の両親、ともに同じ物を贈ったのですが、そこには、今まで両親とともに過ごした時間、これから夫婦で過ごす事になる時間、どちらも同じくらい大切にしたいとの思いを込めました。お式の最中には何も言わなかった両親でしたが、終わった後「ありがとう。これからはお父さんと二人になるけれど、これで、これからもあなたたちと一緒に時を過ごしているような気になるわ」と、名前入りの時計を喜んで言ってくれたのがうれしかったです。夫の両親も、同じように喜んでくれたようで「あなたたちらしい、素敵な贈り物をありがとう」と言っていたと、後に夫から聞きました。

今まで一緒に暮らして来た子供たちと明日からは分かれて暮らす事になる、両親にとって結婚式はうれしい反面、少し寂しいお式でもあるのではないでしょうか?名前入りのプレゼントには、これからもずっと両親の子供でいさせてほしいという変わらない二人の気持ちが垣間見えて、受け取った両親もホッとしたのではないかと思います。

「名前入りのプレゼント」というと、ちょっと仰々しくて気恥ずかしい気もしますが、私たちはそれぞれの名前をローマ字で時計の裏にそっと刻みました。ネームが恥ずかしければイニシャルだけでもいいかもしれません。それだけで充分、特別なプレゼントになる気がするのです。

置時計でなく、ペアの腕時計に名前を入れて渡すのもお洒落でいいかもしれませんね。いつも身に着けて貰えるものですし、より身近に感じて貰えるかもしれません。アクセサリーと違って男性にも着けやすいので、お父さんにも喜んで貰えそうですね。

他にも、自分が生まれた時と同じ体重のテディベアに名前を入れて贈ったり、名前を入れた写真立てに、赤ちゃんの時の写真とウエディングドレス姿の写真をレイアウトして入れ、贈るのも素敵です。生まれた時、名前を付けてくれた時の思い出がよみがえって懐かしく感じて貰えるんじゃないかと思います。

名前は両親から最初にもらった贈り物です。
プレゼントに刻んで贈れば、大切にしているよ、気に入っているよというメッセージにもなりますよね。今まで育ててもらったお礼とともに、こんな素敵な名前をつけてくれてありがとうという気持ちも込められたらいいなと思います。