結婚式 二次会の、ちょっと変わったおもしろゲームと演出

 結婚式の二次会の準備をする際に、最も頭をひねらなくてはならないことは、二次会でのゲームや演出をどのようにするかということです。二次会では新たな門出を迎える新郎新婦をお祝いするということが第一目的ですが、それと同時に、お祝いに来ていただいた方々に楽しんでもらわなくては始まりません。

 2次会でのゲームと言えば、やはり定番は「ビンゴゲーム」でしょうか。結婚式の二次会ではビンゴの景品として豪華な景品から、可愛らしいプチギフトまで用意してあることもあり、2次会の参加者にとっての楽しみでもあります。普通にビンゴの数字を読み上げていく方法でも良いのですが、ここで一工夫加えて「面白いビンゴゲーム」に変えることもできます。

これは、筆者の参加した二次会パーティで実際に行われていたものです。

 まず、普段通りにビンゴゲームのカードを配ります。ビンゴゲームが行き渡ったところで司会者の方がビンゴゲームの始まりを告げる……と、ここまでは普通なのですが、司会者の発した言葉はこうでした。「では、新郎にお尋ねします。新婦にプロポーズしたのは何月何日ですか?」この質問に対して、新郎は「7月12日です」と答えます。すると、司会者は「7月12日ですね、それではビンゴカードの12番を空けてください!」と言ったのです。参加者の私たちはこの斬新な数字の決め方に驚きました。しかし。通常のビンゴゲームでは定番過ぎて飽きてしまいますし、この方法であれば、新郎新婦もビンゴゲームに参加できる。質問は多岐にわたり、だんだん質問の回答がこれまでに出てきた数字と重なってくるようになりますので、「46番……もうすでに出ていますね。そうしましたら、46をひっくり返して64番!次は4×6で24番!」という風に臨機応変に対応していました。この方法は司会者の力量が問われるところでもありますが、非常に盛り上がります。

 参加者を巻き込むおもしろゲームとしては、他にも色々あります。昔懐かしい「フルーツバスケット」などを行う二次会もあるようです。フルーツバスケットの盛り上がるアレンジとしては、二人一組で行うペアバスケットがおすすめです。
 これは、通常のフルーツバスケットとは違い、最初に男女ペアを組みます。それから、フルーツバスケットのように真ん中の鬼が「A型の人!」などと声をかけ、それに該当する人がペアにいれば、そのペアは即座に解散。新しい人同士でペアを組み、余った人が次の鬼です。このゲームは男女ペアというところがポイントであり、最初は「男女ペアなんて」と恥ずかしがっていても、ゲームをしているうちに皆が必死になりますので、意外と躊躇なくペアが作れるということです。参加者の中に独身の方が多い場合は特に喜ばれるのではないでしょうか。

 このように、定番のゲームであってもアレンジを加えることで新鮮なものとなり、オモシロゲームに変えることができます。皆さんも試してみてはいかがでしょうか。