退職する鳥跡を濁さず プチギフトを置いてゆく

転職、不満、結婚、出産、会社を辞めるにはたくさんの理由があると思いますが、会社にいる人にお世話になったことは事実!お礼の気持ちとして退職日にプチギフトを持って挨拶周りをするのがいいのかなと思います。プチギフトがあると、会話のネタが見つからない人でも「これ」と差し出せば会話が続くので、潤滑油にもなってくれるのでありがたい存在です。

私は結婚で退職しました。当時勤めていた会社は40人程度でワンフロアだったため、全員と何かしら関わっている状態でした。なので、退職日には全員へのプチギフトとを贈りました。贈り分けは他部署と同じ部署の営業と同じ部署の事務の三種類です。

まず、他部署の方へは100円程度のクッキーお菓子です。箱菓子を買い、一人ずつ渡していきました。出張でいない方には、小さなメモ帳で『お世話になりました』という一文とその人との思い出『いつも笑顔で話しかけてくれて嬉しかったです』などを添えてお菓子と一緒に机の上に置いておきました。

次に部署の人です。私は事務だったのでお世話になっているのは事務の先輩たちでした。なので、事務と営業でもプチギフトの金額を分けました。

営業の方は男性が多いので、個包装になっているおせんべいを三種類組み合わせて自分で袋詰めし、リボンで留めて配りました。金額は合計で四~五百円ほどだと思います。なかなかそれぐらいの金額でプチギフトにふさわしいラッピングされたおせんべいが見つからなかったので自分で作ってしまいましたが、手間はかかりました。

事務の方は女性の方が多く、本当にお世話になっていたので千円程度の焼き菓子と紅茶の詰め合わせを渡していきました。のしはつけていません。

お金もそれなりにかかりましたし、会社へプチギフトを持っていくのも本当に大変でした。退職日と前日の二日に分けて持っていったのですが、それでも両手いっぱいでした。

他の方が退職するときにプチギフトとしてもらったものとしては、100円程度から500円程度の焼き菓子が多かったです。私はお金をかけすぎかもしれません。しかし、好きな職場で感謝していたので、自分があげたいとおもうものを渡せてよかったと思っています。

会社を辞めるとなると、退職日までなんとなくバタバタしてしまいがちで、プチギフトまで考えられないという方もいらっしゃるかもしれませんが、立つ鳥跡を濁さずで、好印象で去ることも大切だと思います。

時間をかけて考えてほしいとまではいいませんが、どんなプチギフトをあげたら喜んでくれるのか考えて職場の人に渡してほしいです。