「名前入りプレゼント」でふたりらしさを伝える

筆者は2013年に結婚しました。私も主人も親戚が多かったので、結婚式も盛大に行うことになりました。招待客はなんと150名程。全国平均が60名くらいですの、倍近い人数ですね。なので結婚式の準備は引出物やペーパーアイテム、プチギフト選びなど本当に大変で、中でも特に大変だったのはウェディングドレス選びです。意外かもしれませんが、ウェディングドレスの、デザイン・色で非常に悩んだうえ、会場の色のイメージとドレスがマッチするかや、ドレスの色によってテーブルクロスやお花の色を変えたりと、ドレスにまつわる悩みが多かったように思います。

そんな私たちですが、プチギフトには名前入りのチョコレートをプレゼントすると決めていました。以前私は友達から、その友達のワンちゃんの名前と写真がパッケージに印刷されたチョコレートをプチギフトでプレゼントされて本当に嬉しかったのです。それは世界に1つだけのオリジナルなプレゼントな感じがして「スペシャル感」を感じることが出来たからです。しかもプレゼントされた名前入りのチョコレートは本当に可愛くて、食べるのがもったいないくらいでした。私も結婚式でそれをプチギフトとして参列してくださる方に渡したいと思っていました。

私たち夫婦は結婚する前からトイプードルを一緒に飼っています。実は結婚式のフィナーレに、そのトイプードルも登場させました。結婚式当日は会場に本物のワンちゃんが登場するとみんなが盛り上がってくれました。そんなわが子のような愛犬をチョコに印刷したかったのです。さすがに自分たちの写真はシャイな性格なので顔写真を載せるには抵抗がありました。

チョコレートには、結婚式の日付と私たち夫婦の名前をローマ字で入れました。デザインは私の大学の友人がITデザインをやっているので、その友達に依頼して可愛らしいものに仕上げてもらいました。

プチギフトは招待客が結婚式場を退出するタイミングで、私たち夫婦から一つずつ手渡しで渡しました。みんな渡した瞬間に「かわいい」とか「すごーい」とか言ってくれたので、私たちも嬉しかったです。結婚式にも登場したワンちゃんが印刷されているのと、私たち夫婦の名前が入っているので結婚式らしさも出ていましたし、よかったのだと思います。仲のいい友人は、そのチョコを賞味期限が切れるギリギリまで、部屋に飾っておくといってくれた子もいました。

貰った方も名前が入っているので、簡単には捨てられませんし、結婚式に出席した証にもなるので喜んでもらえるみたいです。私のあとに結婚式を挙げた友人も名前入りのプチギフトにしていました。

「名前」や「写真」を入れなければいけないわけでは無いけれど、「名前入りプレゼント」を作る楽しみや、「ふたりらしさ」がより伝わるようになるのではと思いました。