退職のあいさつにお菓子プチギフトを配るなら?

退職の挨拶には、お菓子のプチギフトを配るのがおすすめです。形に残るものではないので重くもなく、嵩張りもせず、渡すほうも受け取るほうも気軽にコミュニケーションがとれます。職場の仲間に感謝の気持ちとして、おいしい食べ物にでほっとする一時を提供することができるでしょう。

プチギフトの選び方は、とにかく人数分あるということが最低条件です。大なり小なり一緒に仕事をしていく上で職場の人皆にお世話になり、退職することでその負担を背負わせることになるので、気持ちばかりの品でも全員に渡せるようにしたいところですね。

小さい職場ならば、働いているスタッフにはアルバイトや社員の区切りを設けず、職場の仲間皆を対象にした贈り物もしやすいと思います。あまり多くなるなら部署の皆、仕事上付き合いのあった人と限定していくこともやむを得ませんが、可能な限り広く渡せるよう努めてみて下さい。特別お世話になったという人がいるのなら、その人だけ個別に違うものを渡すなりして、とりあえず全員に渡せるようなものを選びましょう。

お菓子には焼き菓子やチョコレートなどの甘いものと、せんべいやナッツ類などのしょっぱいものとがありますが、職場のメンバーに合わせたほうを選択するとよいです。男性の多い職場ではしょっぱい系のものを、女性の多い職場では甘いものをと考えるのがいいかもしれませんね。手間の面でも複数の人に同時に贈る贈り物としての定石としても、好みがあるからとバラバラの品にはせず、ある程度は共通したものを贈るのが良いです。

一人一人にプチギフトを手渡すのではなく、休憩室などに置いておく方法ならば数種類のものを用意してもいいでしょう。受け取る側は好みに合わせて好きなものを取れますし、渡す方としてもそれほど内容を気にせずに済みます。そういった手段を取る際はくれぐれも足りなくなることのないように数を多めに揃えてみてください。また、まとめて置いたプチギフトのそばに一言「ありがとう」と名前を添えて置いておくのも感謝が伝わりやすいですね。

ちなみにお菓子は日持ちしないものは避けて、最低一週間程度は賞味期限が持つものを選んだほうが良いです。相手に早く消費しなければならないという気を遣わせることのないものを渡しましょう。

それから保存状況が限定されていないものがおすすめですね。チョコレートなど冷蔵庫に入れておかないと溶けてしまうものは、夏場には向きません。渡す時の状況や食べるまでの時間を考えて、最後までしっかりとしたギフトであれる贈り物で、変わることのない感謝の気持ちを示してみてくださいね。

気持ちの良い退職が出来るように最後まで気づかいを忘れずにしたいものです。

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