女性9割の職場を退職する時のプチギフト

約10年半勤めた会社を退職する際、お世話になった方々にお礼の意味も込めたお菓子のプチギフトを渡しました。

私が勤めた会社は女性が9割を占めている上に30代後半から40代前半のアラフォーの独身が中心という多いという環境だったという事もあり、これまでの経験上退職者がプチギフトとして渡した物を細かくチェックされたり評価される事が予想されたのでかなり気を遣いました。

職場の人数が多い為プチギフトは1人あたり300円程度の物を上限とし、できるだけ日持ちするお菓子を中心に選ぶ事にしました。

最初は街のケーキ屋さんやお菓子やさんで売っている焼き菓子などを大量に購入して渡す事を考えていたのですが、その頃私は職場の近くに住んでいたという事もあり、そうなると職場の人たちも馴染みがありすぎる物を渡す事になってしまうので当時話題だったお取り寄せのお菓子を大量に購入して小さなPP袋に入れた上で1人づつに宛てたメッセージカードを同封して渡す事にしたのです。

シフト勤務だという事もあってなかなか退職の日までに職場の人たちに全員に直接渡すのは難しいのではないかと不安でしたが、退職する10日前くらいからプチギフトを会社のロッカーに用意をし、時間を見つけては直接渡す事を続けていたので長期休暇を取って会えなかった数人以外には全員分配り終えました。

このように実際に相手の手に渡るまでに時間が掛かる事も十分に想定されるので、そう言った意味でも日持ちするお菓子は絶対に外せないと思っています。

長年お世話になった方々いるにもかかわらず中にはこれまで直接の挨拶も無しに会社の個々のロッカーにプチギフトを入れて済ませる後輩もいたので、その後は何となくモヤモヤした気持ちが消えず久しぶりに偶然街で再会してもなんとなくしこりが残って以前のように話すことができなかったので、職場の去り方は重要であるという事を学び、自分に対しては1人でも絶対にそういった感情を抱かれないように気をつけました。

職場の人数が多いので嫌いな人も苦手な人も決して少なくはありませんでしたが、そんな人たちも一緒に頑張ってきた仲間や恩師だと考えてきちんと挨拶をしてお礼の気持ちを伝えたのです。

働いた期間が長かろうと短かろうと、お世話になった会社は「飛ぶ鳥跡を濁さず」という気持ちで去らなければなりません。

「退職した後はもう関係なくなる人たちだから」等とは考えず、せっかく得たご縁を今後大切にする意味も込めて感謝の気持ちを伝えるべきだと思います。

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