ゲストの名前入りプレゼントで気をつけたいこと

結婚式に参列して下さった方へ、新郎新婦からお礼の意味もこめてプチギフトを贈ることがあります。式場で用意して頂いたものを引き出物と一緒にお渡しするのも良いですが、名前入りのプレゼントを用意するとオリジナリティがあってたいへん喜ばれます。

そこで「名前入りのプレゼント」を選んだり購入したりする際に気をつけるべきことを挙げていきますと、まずは納品の時期がポイントとなります。

披露宴に出席して下さる方のお名前が全て判明しないと注文できませんので、意外と発注のタイミングが挙式の日間際となってしまいます。特にジューンブライドの6月頃はプチギフトを製作する会社も注文が殺到して、通常の納期よりも時間がかかってしまうケースがありますので、正式な注文をする前に納期をしっかりと確認しておく必要があります。また参列者に変更が出る場合もありまして、その方だけプレゼントをお渡ししないという訳にはいきませんので、変更やキャンセルのルールについてもチェックしておきます。そして最も重要なポイントが字のミスがないかのチェックです。

全て同じ彫り込みや名入れをするのであれば、ミスにも気づきやすいのですが各人の名前が入っていますと見落としてしまうことがありますので、何重にもチェックをかけることが求められます。納品後には一つ一つミスがないかを確認して、万が一間違いがあれば、すぐに追加発注をし挙式当日に間に合わせることが大切です。

先日、友人の挙式へ参列した時に素敵な名前入りのプレゼントを頂きました。それは各座席に置かれていまして、ネームプレートの土台に名前が彫り込まれていたのです。通常、ネームプレートは式場が用意して下さった既製品が使われますが、オリジナル品を発注したそうです。結婚式では割れるようなガラスなどの材質はプレゼントとしてふさわしくありませんので、アクリル製を指定するというこだわりの一品でした。しかも、土台部分に彫り込まれている名前は格式張った漢字ではなく、オシャレな英字の筆記体でしたので自宅に持ち帰りL判の写真を飾るフォトフレームとして使わせてもらっています。もちろん当日はネームプレートの役割も果たしており、毛筆で書かれた氏名の用紙が挟み込まれていました。

引き出物やプチギフトによく見られますが、似顔絵や名前入りのクッキーなどは新郎新婦を口に入れるということに抵抗を持つ人もいますので、挙式後には自宅に飾れるようなプレゼントなども検討してみてもいいかもしれません。また、名前がハッキリと書かれているものも気恥ずかしくて飾れないというケースもありますので、英字を使用するなどオシャレさをアピールすると良いですね。

「ゲストの名前入りプレゼント」は新朗新婦からの感謝の気持ちが伝わりやすいアイテムになりそうですね。