結婚式のプチギフトNGアイテム、それでも渡したい時は?

結婚式や二次会で渡すプチギフト、心を込めて一人一人に渡すのはもちろんですが、どうせなら、自分たちで選んだとびきりのアイテムをプレゼントして、ゲストに喜んで貰いたいものですよね。一般的には、お菓子や小さなマスコット、アロマキャンドルなどが喜ばれるようですが、なかにはNGアイテムもあるようです。

まず、新郎新婦の名前や顔写真が入ったぷち ギフトは、貰った方が使う際や飾る場所に戸惑いがちです。アロマキャンドルを焚いて楽しむ時に、新郎新婦の顔写真が入っていたら、リラックスしにくいかもしれません。また、人の名前や顔写真の入った物を、トイレや玄関に飾る訳にもいかず、かと言ってリビングや食卓に堂々と置くのも不自然ですよね。さらに、結婚式というシーンから考えると、切る割れるは縁起が悪いので、ハサミなどの刃物や偶数のプチギフトも避けた方が無難なようです。個性の強い趣味にはしったオタク系アイテムも避けたいところです。

ただ、それでもどうしても渡したいという思い入れがある場合、結婚式のプチギフトとして贈っていけない訳ではありません。贈り方ひとつで、むしろ相手に喜ばれる場合もあるのです。

例えば、新郎新婦の顔写真や名前を入れたいというのであれば、その思いをメッセージにしてカードに書き添えるのもいいかもしれません。アロマキャンドルなら「愛の炎で焼き尽くされようとしている私たちを見て下さい!」など、ユーモアのある文面にしてみるのもいいですね。人の名前や顔写真の入った物を燃やす事に抵抗を感じる人でも、笑いながら使ってくれるのではないでしょうか。

刃物や偶数のプチギフトも同じで、「私たちはこのハサミで人生を切り開いて行きます!」や「これからは二人で一つの家族です。このマスコットたちのようにずっと離れる事なく一緒にいたいと思います」など、プチギフトに込めた自分たちのこだわりや想いを言葉にして伝える事が大事ですね。個性の強い趣味系のプチギフトには、その趣味が2人の仲を取り持つきっかけになったエピソードなどを添えてもいいかもしれません。

結婚式のプチギフトに託すのは、祝福してくれた人たちへの感謝の心と幸せのお裾分けという気持ちが基本です。そこに集まってくれた友人知人は、これからも2人を支えてくれる大切な人たちなのです。その事さえ忘れなければ、少々風変わりなプチギフトでも「2人らしい素敵な贈り物」として、ゲストは喜んで受け取ってくれる事でしょう。

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