結婚式・披露宴のプチギフト用意した方がいい?

結婚がお決まりの皆さん、おめでとうございます。

ついに夢見た結婚式ですね。でも、素敵な結婚式を挙げるためには、意外と準備が大変です。

会場選びはもちろん、ドレス選びや招待客リストの作成、招待状や席次表のデザインなど、いろんなことをクリアしなければいけません。また、ゲストにどのようなおもてなしをするのかも、皆さん悩まれるようです。
今回は、披露宴が終わった後の送賓時にゲストにお渡しするプチギフトを用意したほうがいいのか、用意するのならどのようなものがいいのかについてご紹介します。

送賓時のプチギフト、最近では用意される事も多くなりましたね。
プチギフトは、ゲストお一人お一人に対して、来ていただいた感謝とお礼の気持ちを表したものです。
披露宴では、お料理と、引き出物でおもてなしの気持ちが十分に込められています。ですので、プチギフトまで用意しなくてもいいのでは?と思われる方もいらっしゃると思います。

もちろん、プチギフトは必ず用意しなければいけない、という決まりがあるわけではありませんので、必要ない、と思えば用意しなくても大丈夫です。送賓の際に、きちんと心を込めてお礼とご挨拶が出来れば、十分だと思います。

お色直しの再入場の際にドラジェのプチギフトなどを配る演出をされる方もいらっしゃると思いますので、そういった場合もプチギフトが重なってしまうので、送賓時にはご挨拶だけで十分ではないでしょうか。

送賓時にプチギフトを準備しておくと、良い事もあります。

送賓時は時にばたばたとしてしまうものです。プチギフトを渡しながらの送賓は、必ずゲストお一人お一人のお顔をきちんと見る事が出来るので、うっかりご挨拶できなかった、という事がありません。「今日はありがとうございました」と心からのお礼を伝える時間が取れるでしょう。

また、プチギフトには「幸せのおすそ分け」の意味があります。

例えば、ドラジェには「幸福・子孫繁栄・豊潤」の意味がありますし、フルーツやナッツのクッキーにも「収穫・豊潤・繁栄」という意味があります。スプーンは「幸せをすくい取る」、箸は「幸せの橋渡し」という意味で縁起物です。
そういった思いを込めたプチギフトをゲストにお渡しするのは、披露宴の締めくくりにとてもふさわしいのではないでしょうか。
もちろん、この内容にこだわる必要はありません。新郎新婦の出身地にちなんだものですとか、お気に入りのものなど、自分たちらしいものを選択する事が大切です。

私の友人の話ですが、新郎新婦ともに地元から離れた場所で仕事をしていたため披露宴の会場がお互いの実家から遠くなってしまい、ゲストの大半が移動に新幹線で3時間以上かかる、という式がありました。そのため、「帰りの新幹線や飛行機でどうぞ召し上がってください」とお菓子を詰め合わせたものを配っていました。そういう心遣いがとても彼女らしいと思いました。

プチギフトを用意してもしなくても、ゲストに対する気配りや、きちんと感謝を伝える事。おもてなしの気持ちが披露宴では大切です。

どうぞ2人らしいプランを考えてみてくださいね。

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