最後のお仕事、センスが問われる退職プチギフト

新しいことを始めたい、この職場は無理、人間関係が辛い・・・様々な理由はあると思いますが、退職が決まったらそのまま辞めていくわけにもなかなかいきませんよね。社会人としてこれまでのお礼とあいさつは必要です。退職した後もどこでどういう繋がりがあるかわからないので退職する時こそしっかりしておいた方がいいと思います。最後の印象ってけっこう相手には残るものです。これまでのお礼とお別れのあいさつをしてその際ちょっとしたプチギフトを一緒にさし上げると女性らしいと思います。

どんっとお菓子の箱を一つ、よりも何となく個人に一つ一つ何かを渡した方が心がこもっている印象がありますね。

プチギフト、私の場合はあげても邪魔にならず少々自分の好みじゃなくても使いきれるものと考えてハンドタオルにしていました。退職に限らずお世話になった方とお別れする時なども大体ハンドタオルです。1枚300円~500円くらいで購入できますし、もし気に入ってもらえなくても消耗品なので使ってしまえばなくなります。誰かに気軽にあげることもできますし、バザーなどでも人気商品です。

退職の場合、皆さんで食べられるようなお菓子とプチギフトとしてハンドタオルを個人的にお世話になった方、仲の良かった同僚などに配りました。その際、箱包装ではなく袋包装にしてもらって気軽な感じにしました。その職場によって状況は異なると思いますが、私の場合は皆さんが揃っている午後、自分の帰る時間が近づいた頃に紙袋をロッカールームから持ち出してあいさつを始めました。「今までありがとうございました。これは気持ちです、良かったら使ってください。どこかで会ったら声をかけてくださいね。」という感じでわりとラフな感じでした。改まって色々言うような雰囲気の職場ではなかったです。退職していく人は大体いつもこんな感じで渡していくので受け取る側もすんなりもらうという職場でした。ちなみに販売職で女性が多いところでした。

一方、プチギフトとしてこれは避けた方がいいんじゃないかと思う物があります。それはズバリ趣味的なもの、飾るものなどです。これをずっと飾って私のことを思い出してね的なことを言う人がいましたが、自分では可愛い、気に入っていると思ってのプチギフトでも趣味と異なる雑貨をもらっても飾りたくないしな~と相手が思う場合もあります。ちなみに私がそう言われて渡されたものは写真立てと花瓶でした。どちらも退職してお別れする年上の女性先輩からいただいたもので気持ちはとても嬉しくてしばらくは部屋や玄関に飾りましたが・・・。

その経験をふまえて自分がプチギフトを選ぶ際には、消耗品。自分では積極的に購入しないけどもらったら嬉しい、使うということでハンドタオルのギフトがオススメです。