親族だけの結婚式に喜ばれるプチギフト

私たちが結婚したときは、参列していただいた親族に、結婚式プチギフトとして「7つの金平糖」をお渡ししました。

親族だけの結婚式だったため、数はそれほどに多くはありませんでしたが、結婚式の1週間ぐらい前に大きな袋の金平糖を買ってきて、旦那と二人で、せっせと小さなビニール袋に7つずつ金平糖をつめ、リボンをつけたものを40個ほど用意しました。

それを結婚式の退場のタイミングで、お見送りギフトとして二人で親族ひとりひとりに手渡ししました。

プチギフトに悩んでいたときに、金平糖を贈ろうと考えたのは、旦那のアイデアです。

実は、日本の皇室の結婚式での引き出物は金平糖である、ということをインターネットで調べたらしくて、プチギフトにするのに大変由緒正しいものだからどうだろう?と相談されたのです。私もそういういわれがあるものならいいな、金平糖ならそんなに高価ではないし、7粒ぐらい入ったものであれば、見栄えもするだろうし、かわいいなと思って旦那のアイデアに乗ることにしました。

二人で金平糖を小さな袋につめる作業も、なんだか内職をしているみたいで楽しかったですし、一つ一つのプチギフトに、めでたさのおすそ分けと感謝の気持ちをつめているような気持ちになりました。

実際、結婚式で親族に金平糖のプチギフトを渡してみたところ「まぁ、かわいい」「懐かしい」と評判も上々でした。「帰りの電車の中で、早速いただくわ」と言う声までいただきました。

プチギフト、というと何を渡したらいいものか、結構考えてしまうものですが、今は、インターネットで、いろんな情報が手に入ります。自分たちで考えた品を用意するのも良いですが、プロのアイデアを借りたり、プロに相談してみるのもよいかもしれません。プチギフトは、親族だけの式だとしても、少し多目に用意したほうがよいでしょう。プチギフトの単価を控えめにすることはもちろんのこと、かといって貧相にならないものを選ぶのは、場合によっては骨が折れます。しかし、ひとつ、これだ!と思えるよいものを選べれば、結婚式の締めのアイテムとして、その役割を十分に果たしてくれることでしょう。

ひとつプチギフトで気をつけたいのは、プチギフトというだけに、あまりがさばるものを選ばないことです。参列者は、引き出物ももっています。それに加えてのギフトですので、小振りな、手のひらで収まるサイズのものを選んで、ポケットやカバンにサッと入れてもらえるものがよいと思います。